★さとうゆうすけさんサイン入りです!
(※サインの絵はランダムでの発送となります)
子猫のウィンクルは、母さん猫ときょうだい猫と一緒に暮らしています。冬のある日、猫たちの住む屋敷に、立派なクリスマスツリーが置かれました。ツリーにさわりたがる子猫たちですが、母さん猫に止められてしまいます。がまんのできないウィンクルは夜中にこっそり寝床をぬけだしてツリーにのぼりはじめたのですが――。小さな子の感情の機微を丁寧に描いた、お話の名手エインズワースの原作を、美しく重厚感のある絵が彩ります。
仕様:縦280mm 横216mm 厚さ9mm/40ページ
発刊:2021年10月
発行:福音館書店
[プロフィール]
ルース・エインズワース (著/文)
イギリス、マンチェスターに生まれた。子どものために二冊の詩集を出版。後に、BBCラジオ番組“Listen With Mother"のために、いくつかの物語を書いた。主な作品に『こすずめのぼうけん』『ちいさな ろば』『黒ねこのおきゃくさま』『ふしぎなロシア人形バーバ』(以上、福音館書店)、作品集に『ねこのお客―かめのシェルオーバーのお話1』『魔女のおくりもの―かめのシェルオーバーのお話2』(河本祥子訳・絵/ともに岩波書店)などがある。
上條由美子(カミジョウ・ユミコ)(翻訳)
1932年、山梨県に生まれる。1955年、東京女子大学文学部心理学科卒業後、1959年、渡米。ニュージャージー州ラトガース大学大学院図書館学修士課程修了。在学中より同州トレントン市立公共図書館児童室に勤務する。現在、大阪YWCA千里子ども図書室代表。翻訳に、『ちいさなもみのき』『ミリー・モリー・マンデーのおはなし』『クリスマスのちいさなおくりもの』『クリスマスのりんご』『はりねずみともぐらのふうせんりょこう』『クリスマスの小屋』(以上福音館書店)、『農場にくらして』(岩波書店)、『絵本を語る』(ブック・グローブ社)などがある。
さとうゆうすけ(サトウ・ユウスケ)(イラスト)
さとうゆうすけ 2008年に初の個展を開催して以後、美しく細やかな画風で注目される。絵本に『ノロウェイの黒牛』(BL出版)、挿絵に『夜の妖精 フローリー』(学研プラス)がある。昔話や童話をモチーフにしたり、木彫、針金、陶器などの立体作品も手掛けている。