パートナーや家族がいてもどこか孤独を抱えている現代人。いま、その「孤独」が消費を増やしている! 推し活、美容、お笑い、クラウドファンディング、昭和レトロ……。これまで数字に現れてこなかった消費行動の深層には「孤独」があった。さらに、最新商品への関心が薄れ、中古品消費が増えているのも重要な変化だ。それは人々に「つながり」をもたらし、特に古着屋は地方再生のキーになりつつある──。最新調査から見えてきた新たな「脱消費的消費」の形。いまとこれからの日本を展望するための必読書。
仕様:新書判/231ページ
発刊:2023年9月
発行:平凡社