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「全知全能の情熱が世界を動かした」
レオナルド・ダ・ヴィンチからスーザン・ソンタグまで。
情報量の爆発的増加、知識の断片化、押し寄せる専門家の波ーー
幾度の危機を乗り越え、いかに博学者は生き残ったか。
文化史家の重鎮ピータ・バークが、15世紀から21世紀の西欧で活躍した約500人の伝記を検証し、知識の社会的な動向を記した大著。
知ることに取り憑かれた者たちの肖像と、その大いなる冒険。
・哲学という語を創造した最古の博学者ピュタゴラス
・万能なのにいつも仕事は未完のレオナルド・ダ・ヴィンチ
・華やぐ宮廷でニュートンを翻訳したシャトレ侯爵夫人
・中国のライプニッツと賞賛された博識の沈括
・透視図法の発明だけでなく何でも知っていたブルネレスキ
・哲学者デカルトが家庭教師をしたクリスティーナ女王
・生涯独身であらゆる知識に通じた修道女フアナ
・万余の文通で知識を得たペーレスク
・経済学だけでなく文藝や天文学史を著述したアダム・スミス
・スーザン・ソンタグは博学にして批評家
仕様:四六判/上製/488ページ
発刊:2024年7月
発行:左右社