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松田行正「書物とデザイン」 -

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かつて人の手によって写され、豪華に装飾され、堅牢な表紙を持った「書物」は、いかにして軽く、カラフルで遊びに満ちた現代の「本」となったのか。 文字の発生から、なぜ冊子の形になったのか、現代の本や文章にも影響する書式が生まれた経緯や、アラビア文化が及ぼした影響の大きさ、日本や中国の書物や紙、音読から黙読への移行、印刷術や書物の小型化の歴史など、字体にまつわるエピソードなど、古今東西の話題をあまねく網羅し、2000年以上の歴史を展開。 さらに、紙の誕生や、著作におなじみの小口印刷の秘密、書式についてのこぼれ話など読みどころ満載のコラム、現場を目の当たりにしていた著者だからこそ語れる、活版印刷・写植、DTPへと至る「印刷技術の発展とデザイン」、古代から現代まで為政者やイデオロギーによって書物や本が燃やされていた歴史をまとめた「焚書史」など、付録も充実。 遊びと冒険に満ちた「書物とデザイン」の歴史を一望できる、永久保存版! 仕様:四六判/並製/464ページ 発刊:2024年9月 発行:左右社

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