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冷戦が崩壊してから、すでに30年近くが過ぎようとしている。“OSAKAN SOCIALISM”と名づけられたこの小さな写真集は、遠のいていく歴史の残響を聴きとろうとするささやかな試みのひとつだ。(巻頭言より)
大阪の風景のなかで思わず「社会主義的」と形容したくなるような建築物たちの瞬間を積み重ねた小さな写真集。
万博が再び大阪で開かれる今、グローバリズムにかき消されてしまいそうな「ガイドブックにはのらない建物」は一見の価値あり。
仕様:B5変形判/48ページ
発刊:2019年12月